WINEP

-植物鉄栄養研究会-


NPO法人
19生都営法特第463号
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シカが鉄道の線路に入る理由の発見

Date: 2016-02-06 (Sat)

東京新聞に「鉄分塩でシカ衝突防げ」という話題の記事がのっていました。ネットで調べるとすでに2015年10月に以下の記事で日刊工業新聞に掲載されております(一部省略)。


 日鉄住金建材(東京都江東区、小塚修一郎社長が野生のシカの生態研究から、列車との衝突を防ぐユニークな商品「ユクリッド」を開発し、発売した。
あえてシカが飛び越えられるよう低くした防護柵「ユカエル」と、鉄分でシカをおびき寄せる固形塩「ユクル」を組み合わせたもの。年間約5000件発生するという衝突事故を大幅に削減できると自信をみせている。

 「シカが鉄分を摂取するため、線路に侵入しているという研究報告は世界中どこにもなかった」。広岡成則常務はこう言って商品化までの苦労を振り返る。シカはほかの野生生物に比べて鉄分が多い。
レールと車輪の摩擦で発生する鉄粉を目当てに、防護柵に開いた穴を抜けたり、柵のない場所から回り込んだりして線路内に侵入していた。

 シカの生態を研究した商品開発センターの梶村典彦開発企画グループ長も「餌もないのに、なぜ線路に入ってくるのか不思議だった」と語る。
大学や研究所に足を運び、専門家の意見を聞いて回ったが、「それぞれの専門の知見は分かっても、核心の理由は究明できなかった」という。鉄分を摂取しに来る生態が「他の動物にはなく、シカだけ」(同)だったことも解決を難しくした。

 そうした中、シカがレールに沿って同じ場所を行ったり来たりしていることに着目。実際に鉄粉をまいて確認するなどして、開発着手から約1年後、ついに世界で初めてその生態を突き止めた。これを基に、塩に鉄分とシカが好むミネラル分を多めに混ぜたユクルを開発。

 一方、防護柵の開発では「シカは下を向いて歩き、むやみやたらに飛び跳ねない。柵は低くても中に入ってこない」(同)という発見が生きた。危険を感じれば、柵も跳び越えて逃げるため、柵を既存品の約半分の約1メートルまで低くした。

掲載日 2015年10月12日日刊工業新聞





以下2chでいくつか有意義な現象の紹介や議論があります。これらは鉄栄養研究者にとってとてもヒントになる内容です。

そんな高価なもん 開発しなくても周辺に鉄粉まいとけばいいだけじゃないの?

シカ「この血の味がたまらねえ…」

廃家になると、トイレに塩分摂取来るらしいわ。
賢いよ。

鉄分は川に流れて沖積平野に溜まっているもんな。
かつて平野にも鹿が住めた時代は補給できたが、
山地に追い込まれたら、レールが重要な鉄源になってしまったと。

鹿肉って鉄分豊富なのか
貧血に効きそう

キレート鉄じゃないと吸収出来ないんじゃないの?
鉄粉でいいのかな?

砂鉄みたいな酸化鉄だとダメかな?

ヒマラヤ岩塩の紅い塩じゃん?

JR北海道で動物による運行支障が1件もない日は年平均4日しかない とかいう話を聞いたことがあるが もしかしたらそのうちの何割かはこれで減らせるかもしれない?

死んだ大伯父さんが、鉄分補給とか言って釘舐めてたな。変わり者だった。 あれはそれなりに理由はあったのね(効能があるとは思わないが)

効果のほどは知らないが鉄玉子という商品があってそれなりの人気があるようだ 鉄の調理器具が少なくなったのでこれを入れて鉄分を補給するんだそうだ

鉄鍋とテフロンじゃ料理の鉄分量が全然違うらしいな
鉄分補給に鹿肉ステーキ。女性に売れるアイデアだ。
群れ全体がなんとなく具合悪くなる→ボスが群れ引き連れて塩場へGO  たまってる塩をみんなでペロペロ→しばらくするとすっかり体調回復ってな流れだった。

飼い犬が貧血気味なんだけど、エゾシカとかの天然系おやつも 鉄分が多く貧血に良いとか書かれてるんだよな。 ちょっと高いけど、なるべく国産のエゾシカとか選んで買ってやってる。

地味だが駆除への応用が広いし、社会には有益だ。
獣害対策としては、久々に大ヒットのニュースだな
何より狩猟駆除に応用が広い

シカ煎餅も、成分に米ぬかのミネラルがあるし
奈良公園の鹿は経血の匂いに敏感なんだよ

シカの近縁種にも有効なら応用範囲広いな…

馬が馬房の鉄柵のサビを舐めて鉄分補給してるのは昔から知られてるのに、 鹿にそれを当てはめる事が無かったのが意外。